初めて当院を受診される方は約1時間をかけます。お口の中全体をチェックしてから治療を始めますので、ご予約していただくとスムーズに治療が開始できます。ただし、お痛みがあり急を要する場合などは、お電話にてご相談ください。
電話番号:044-822-3810
(1)むし歯と(2)歯周病と(3)欠損です。
(1)むし歯は、硬い歯の表面に細菌が住み付き、酸を産成して穴をあけることにより始まります。進行するとかなりの痛みを伴います。
(2)歯周病は、歯の周りに付いたプラーク(=歯垢)や歯石が主な原因で、歯の周りの組織に炎症・破壊を引き起こしながら痛みもなくゆっくりと進行して行く病気です。
(3)欠損とは、歯のない状態をいいます。むし歯も歯周病も何も治療せずに放っておくと確実に進行して、最終的には欠損(歯のない状態)になってしまいます。
(1)むし歯と(2)歯周病と(3)欠損は毎日の生活習慣を見直して予防することが出来ます。
◎これらの歯科疾患の予防には、正しい歯みがきや定期的な歯科受診でのクリーニングが有効です。
むし歯は4つのランクで表現されます。
C1=エナメル質のむし歯
歯は表面から、エナメル質、象牙質、歯髄(歯の神経)の三層構造になっています。エナメル質は人間の体の中で最も硬い組織で歯の一番表面を覆っていて、外からの刺激を遮断しています。むし歯は、この硬い歯の表面に細菌が住み付き、酸を産成して穴をあけることにより始まります。
C2=象牙質まで進行したむし歯
冷たいものや甘いものがしみるなどの自覚症がでてきます。
C3=神経まで進んだむし歯
痛みが激しく感じられるようになります。
C4=歯根までおかされたむし歯
歯冠(歯の頭の部分)がほとんど無くなった状態で抜歯が必要になることが多くあります。
◎むし歯の予防には、正しい歯みがきや定期的な歯科受診でのクリーニングが有効です。
『歯周病』は歯ぐきの病気です。
次の項目に思い当たることはありませんか?
□ 歯をみがくと、歯ぐきから血が出る
□ 口臭がある
□ 歯ぐきが赤くはれている
もし、当てはまることがあればあなたの歯ぐきは病気にかかっている可能性があります。さらに、歯がグラグラしてきたりしていると、病気がかなり進行していると考えられます。このような歯ぐきの病気を『歯周病』といいます。歯周病はプラーク(=歯垢)や歯石が原因になることが大半です。歯の付け根の部分にプラークや歯石がたまり、歯ぐきに炎症が起こり始め、ひどくなると歯を支える歯槽骨にまで広がります。すると歯槽骨がとけて歯を支える力が弱くなり、むし歯でない健康な歯も抜けてしまう恐ろしい病気です。
◎歯周病の予防には、正しい歯みがきや定期的な歯科受診でのクリーニングが有効です。